ビットコインは独立通貨か?先進国のツールか?
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    ビットコインは、なんとなくアナーキーな臭いのする『コイン』です。

    ビットコインの出発点になる謎の人物ナカモト・サトシの論文を読むと、そんなことも書かれています。

    論文(日本語)
    ビットコイン:P2P 電子マネーシステム
    http://www.bitcoin.co.jp/docs/SatoshiWhitepaper.pdf
    必要なのは、信用ではなく暗号化された証明に基づく電子取引システムであり、
    これにより希望する二者が信用できる第三者機関を介さずに直接取引できるようになる。


    ようは、政府なんぞが信頼機関として通貨を保証しなくともいいのだよってことです。

    とまあ、そんなこともあって、特殊な紹介をされることもあるのですが、なんとなく
    そんな説明に違和感を持ちます。

    本当に、そんな管理されない通貨として存続可能なのでしょうか?


    http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS03045_U4A200C1SHA000/
    ビットコインの波紋 ハイエクの「夢」実現したか

    国際大学GLOCOMの楠正憲客員研究員は「ビットコインは今後、
    政府や
    中央銀行への信頼が低い新興国で大きく普及する」と予想する。



    これ、すごく危険ですよね。

    なぜって、新興国がビットコインを使うことで、ドルやユーロの価値が上がります。

    新興国がビットコインに換金していくのは、ビットコインが欲しいのではなく、
    ビットコインを経由してドルやユーロを手に入れようとしているのです。

    確かに、ビットコインは、誰かが管理する通貨ではありません。

    しかし、だからといって、先進国の貨幣制度、特に、基軸通貨であるドルと
    切り離されて独立しているわけではなく、逆に、新興国から
    先進国へ富が流れる高速道路を作ったようなものです。

    と考えると、なーんとなく、ビットコインって、そんなにアナーキーな
    通貨じゃないんじゃね?って思うのですよね。

    どう思います?


    そんな話もこの本では書きましたw





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    | 足立明穂 | ビットコイン解説 | 22:53 | comments(0) | - | - |