大石さんの『ビットコインにまつわる5つの誤解』に一歩踏み込んでみる その4
0
    大石哲之さんのブログ記事『ビットコインにまつわる5つの誤解』の4つ目の項目について考えてみたいと思います(これまでのは、その1その2その3を見てくださいまし)。

    5つの誤解 その4
    『 ビットコインという数列やファイルなどの実態が存在する』

    これは、微妙なところです。

    確かに、『100円玉』とか『1万円札』とか、決まった単位を持ったビットコインというデータがあるわけではありません。

    これって、銀行通帳に記載されている数字と似てますよね。

    ATMで1万円札を入れて預ければ、通帳にプラス1万円されて記帳されます。

    なんとなく、貯金箱と同じように、銀行に行けばATMに入れた1万円札が金庫に貯まっているように思ってしまいます。

    しかし、実際はそんなことはなくて、銀行のお金を貸すというビジネスのためにお金は出ていきます。

    通帳に記載されている数字はまったく変わらなくても、融資や投資が行われるのです。そうしなければ、銀行は運営できません。

    かつては、給与が現金で手渡しされていました。給料日には、現金が企業に運ばれ、給与袋に入った現金を社員に手渡ししていました。

    しかし、今は、給与振込になり、数字が増えたり、減ったりしてるだけです。コンピュータの中には、『1万円』という文字列や数字のデータがあるわけではありません。

    エクセルに記載された数字を増やしたり、減らしたりするのと何ら変わりありません。


    さて、最初に微妙なところって書きました。

    ビットコインの使い方に、ペーパー・ウォレットというものがあります。

    紙の財布なのですが、QRコードが印刷されているだけなのですが、これを読み取ると、読み取った人にビットコインが入金されます。

    ギフトカードなどに利用されるのですが、このペーパー・ウォレットのQRコードに変換された文字列は、ビットコインではないのでしょうか?

    厳密には、ある口座からいくらいくらを送金するという指示が入っているだけなのですが、これをビットコインと考えても大きな間違いではありません。

    ただ、この紙だけではビットコインとして機能しないことや、一度、読み込んでしまえば、その紙は機能しないので、ただの紙きれになってしまいます。

    敢えて無理やりに解釈するなら(?)、ペーパー・ウォレットがビットコインと言うことができるかもしれません。

    ペーパーウォレットに関しては、大石さんのブログにも書かれています。

    ビットコインはお札にもできます。(ビットコイン最大のセキュリティリスクの話)
     http://nomad-ken.com/2639 


    JUGEMテーマ:ビットコイン
    | 足立明穂 | ビットコイン解説 | 17:28 | comments(0) | - | - |