大石さんの『ビットコインにまつわる5つの誤解』に一歩踏み込んでみる その2
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    ビットコインに詳しい大石哲之さんのブログ『ビットコインにまつわる5つの誤解』の2つめについて見ていきましょう。(その1はここね)

    5つの誤解 その2
    『 ビットコインは中央銀行の裏付けがない。何によっても保障されていない。(だから価値がない)』

    ビットコインをちょこっと調べた人なら分かるように、確かに管理してるところはありません。

    銀行どころか、どこの国も保証していません。

    余談ですが、

     『保証』 間違いがない、大丈夫であると認め、責任をもつこと。
     『保障』 ある状態がそこなわれることのないように、保護し守ること。

    です。

    では、ビットコインではなく、通貨はどうなのでしょうか?

    通貨は、国によって価値が保証されています。だからこそ、安心して『1万円札』や『千円札』が使えるのです。

    ところが、これは、国が安定しているという前提があります。

    ビットコインを一躍有名にしたキプロス経済危機では、キプロスが預金封鎖や預金課税をするということで、通貨に対する不信が高まりました。

    そのために、通貨よりもビットコインを信用して、全財産をビットコインに替えた人まで出てきています。

    大石さんのブログにも書かれていますが、結局のところ、誰が何を保証するにしても、それを信じるかどうかってことになります。

    例えば、日本の預貯金の利息が少ないって言われますが、海外に行くと、ものすごい利息がつくところもあります。

    パキスタンやブラジルでは、普通預金でも6%ほどの利息になっています。

    世界の普通預金利息
     http://jp.deposits.org/savings-accounts.html 

    そんなに利息がつくとしても、パキスタンやブラジルに全財産を預金するかといったら、やらないですよね?
    金利が高いというのは、それほど金利を上げないと、お金が集まらない、つまりは、その国の通貨の信用度が落ちているということなのです。

    結局のところ、多くの人が信用するから通貨は成り立つのであって、その信用するというのには、国の情勢や、銀行の経営状態、ウワサなどで左右されます。

    そもそも、景気なんて、いいと思う人が多いか、悪いと思う人が多いかで決まっています。

    景気とはなんのこと?
     http://diamond.jp/articles/-/17436 

    どこの国の通貨も、結局は、信用してる人が多いのか少ないのかということで、結局、それによって、為替レートも変動していきます。

    結局は、ビットコインは仮想通貨だから危ないとか、通貨は実体があるとかいったところで、そう信じるからであって、大きな違いはないのです。

    価値があるかどうかなんてのは、価値があると思う人には価値があるし、価値がないと思う人には価値がないのであって、相対的なものなのですよね。

    ヲタクが引き合いにされますが、アニメのキャラクタのフィギアだって、アニメの大ファンにとっては、何万円しても欲しい!と思うけど、興味ないひとにとっては、タダでも欲しくないものなのですよね。

    実際のところは、それとあまり変わりはないのです。


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    | 足立明穂 | ビットコイン解説 | 11:59 | comments(0) | - | - |